Archive for 2013年4月9日

58 理数教育の強化

中学・高校の理科・数学の内容が高度なものに切り替えられています。
38 年前に、中学の理科は「創造的な教科書」ということで、パスカルの法則・アルキメデスの原理を発見させたり、架空の大陸の気候を決定させたりする教科書が使われました。
また、この時期に数学では、「『確率』は中学生に十分わかりやすい学問である」といってかなり本格的な確率を扱い、さらに「今の時代に n 進法の理解は必須」といって 2 進法・5 進法についてさまざまな計算練習をさせていました。
この教科書は、あまりにも受け入れにくいものだったため、3 年間で廃止されました。
今、進行中の中学・高校の理科・数学の教科書の改訂には、38年前の反省が生かされているようです。
思えば、当時中学生だった人たちは現在、47 歳から 52 歳です。教科書編纂の実権を握っている年齢層です。
「ゆとり教育」が切り捨てた単元の一部復活、また、従来中学・高校では扱わなかった新単元の導入、どちらも無理のない扱い方ができていると思います。
ただ、高校の物理・化学・生物・数学は、もともと易しくなかった。
これが高度化するのだから、これからの日本人は、高校の理系科目の消化に今までよりもずっと強い覚悟が必要です。
でも、これを乗り越えた人たちの日本は強い。楽しみです。

理数教育の強化

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