Archive for 2013年10月15日

61 現実に反応する力

現実に反応する力
交差点で信号が青だから、道路を渡り始めた。が、車が突っ込ん
でくる。信号無視だ。飛びのいて難を逃れる。これは分かりやすい。
おなかがひどく痛い。医者に行ったら虫垂炎で入院。無事盲腸の
手術が終わり事なきを得る。これも簡単かもしれない。
昔、運動部ではうさぎ跳びという鍛錬の仕方があった。つらいの
で嫌がられたが、「つらい鍛錬こそ効果がある」という考え方で、
採用する部は多かったようだ。鍛錬の効果は、それがつらいかつら
くないかには関係がない。もちろん、つらい鍛錬の中には効果の高
いものもあるだろう。うさぎ跳びの場合は、つらいが効果はなく筋
肉を傷める危険があるということだ。
「今つらければつらいほど将来幸せになれる」という考え方は、
今でもある程度支持されているようで、極端な場合は、「今楽しみ
にふけるのは将来の不幸を約束する」という考え方まであるらしい。
関係ないものをもっともらしく結びつけるのはとてもよくない。
人はみな、今大いに楽しむのがよいし、また、将来に備え、(ど
んな年齢であっても)最も効果的な鍛錬を行うべきです。ところで、
さまざまなインチキを見破って、現実に的確に反応する力を養うに
は、受験勉強は効果的ですよ