Archive for 2015年9月15日

67 楽に勉強ができるようになる(理科編)

小学生

動物、植物、昆虫の図鑑を見て楽しむ。特に生態図鑑

動物園、水族館、博物館に行く。上野動物園多摩動物公園井の頭文化園葛西臨海水族園サンシャイン水族館、芝久保の多摩六都科学館、上野の東京国立博物館、同じく上野の国立科学博物館、竹橋の科学技術館に行ってみよう。臨海副都心(青海地区)にできた日本科学未来館は相当よさそう(館長は毛利衛)。気に入ったら何度でも行くとよい。また、地方にはすばらしい博物館がある(できたばかりの博物館は張り切っている)。チャンスは逃すな。

道を歩いているときに見かけた花の名前を図鑑で調べて覚えよう。また、アサガオ、イネなど植物を育てよう。

天気の変化に敏感になろう。どんなときに雨が降り出すだろう。雲の様子、風の向き、温度の変化に注意しよう。

昆虫採集植物採集天体観測。興味を持てる人はぜひやってみよう。昆虫標本、植物標本を作ること、天体観察記録をつけること、どれも比べるもののない、貴重な経験になるだろう。

顕微鏡天体望遠鏡を使った観察の体験は、小学校時代の宝になるかもしれない。顕微鏡と天体望遠鏡が見せてくれる世界は、全く新しい世界であり、一瞬で世界が広がる体験をすることは、常に自分の知らない世界があることを思い知る最高の機会といえるだろう。

 

中学生

授業中ノートをしっかりとる。先生が板書をあまりしてくれない場合は、先生の話を聞きながら、大事だと思うところを自分でどんどんメモする。1回の授業でノート1~2頁埋めること。このノートを何回も読み返す。

理科の資料集を見て、読んで楽しむ。美しい図版や写真が豊富だから楽しめると思う。NHKスペシャルなどTVの科学番組も大いに楽しむように。

 

高校生

図書館で科学雑誌に目を通そう。『Newton』『日経サイエンス』『月刊天文ガイド』『ナショナルジオグラフィック』など。

ローレンツの『攻撃』、ファインマンの『ご冗談でしょう、ファインマンさん』、中尾佐助の『栽培植物と農耕の起源』、伊谷純一郎の『高崎山のサル』、河合雅雄の『人間の由来』、山極寿一の『ゴリラ』、本川達雄の『ゾウの時間ネズミの時間』、福岡伸一の『生物と無生物のあいだ』、ガモフの『トムキンスの冒険』など定評ある書物にもぜひ目を通したい。

物理・化学・生物・地学とも、高校の先生は自作のプリント教材を用意していることが多い。この場合、教科書は参考書として使える。これに図録(図説)があれば、楽しく勉強できるだろう。さらに、参考書が必要なら、チャート式、あるいはシグマベストがある。問題集は学校が配布するはず。

66 楽に勉強ができるようになる(国語編)

小学生なら

読書が一番。映画・テレビドラマを観るのもよい。読みたい本を読み、観たい映画・テレビドラマを観て、知っている単語・語句・文章が増えれば、それが、国語の力がついたということだ。場面を覚えているのも国語の力になる。

漢字は音読みだけでなく訓読みをできるだけ覚えること。たとえば、

自ら   (みずから)  記す(しるす)  社   (やしろ

直ちに(ただちに)  研ぐ(ぐ)    仕える(つかえる)

全く   (まったく)   反る(る)   説く  (く)

など。さらに、

園   (その)    図る(はかる)  究める(きわめる)

公   (おおやけ)  万  (よろず)  商う  (あきなう)

和やか(なごやか)  競う (きそう)  結う  (う)

健やか(すこやか)  衣  (ころも)  各   (おのおの

器   (うつわ)    機  (はた

まで覚えていれば、すばらしい。

委ねる(ゆだねる) 点す (ともす)  予め  (あらかじめ)

まで知っていたら漢字博士です。

 

中学生なら

教科書を音読する。これは、読めない漢字をなくすためにも、朗読力をつけるためにも役に立つ。教科書に載っている古文・短歌・俳句・詩は暗記する(これは一生の得)。新聞を読む。読みやすいコラムを二つか三つ見つけて、毎日読もう。今、世界で何が話題になっているかがわかる。これは読解力の根本といえます。

 

高校生なら

現代文は、大学入試によく出る筆者の読んでいた(と思われる)次の人々の作品を読んでおきましょう。

夏目漱石  吉本隆明  河合隼雄  岸田秀  村上春樹

古文は、源氏物語・枕草子・徒然草の現代語訳を読みます。千年前の常識は現在のものと違います。異文化理解が必要です。さらに、古文の動詞、形容詞、形容動詞、助動詞、助詞についての基本文法は必須。特に助動詞の活用・接続・用法はマストアイテムです。

 

黙読についての注意

黙読しているときに、頭の中で声を出している人がいます。実際に声を出さなくても、頭の中で声を出すだけで読む速度は音読の速度まで落ちてしまいます。黙読するときは、頭の中でも声を出してはいけません。本当に黙読すれば、音読する場合の四分の一以下の時間でしっかり意味を取って読めるようになります。